テレワークに必要な3つの要件
1.情報共有・ドキュメント共有
- 必要なファイルやデータはどこに置いてあるのか?
- 必要書類を自宅に持ち帰るのか?
- 必要な時に誰でもがアクセス可能か?
2.コミュニケーション
- 時間にとらわれずにチーム内での伝達は可能か?
- 社外への連絡手段は?会社にかかった電話の転送は?
- チーム内の意思の疎通が図れるか?
3.情報セキュリティ
- 個人所有のデバイスやアカウントの管理は?
- 家庭内ネットワークに潜むウイルス対策は?
- 営業秘密や機密情報などの取扱規定があるか?
Microsoft365とは?
Microsoft社が提供するクラウドサービスです。
業務には欠かせないOfficeアプリと、テレワーク環境を手軽に構築できるサーバーソリューションが用意されています。また、PCやスマートフォン・タブレットなどの複数デバイスで利用可能です。
Microsoft社の高度なセキュリティサービスにより、ファイルやデータのアクセス制限やファイルの履歴管理も行えるので、情報セキュリティに必要な、機密性・完全性・可用性を確保できます。
Teamsは「チャット」「テレビ会議」で社内外とのコミュニケーションを構築。SharePointでは社内掲示版、ドキュメント共有、スケジュール共有などの様々な機能を有したクラウドサービスが利用可能です。
SharePointの機能は、Teamsに統合した利用形態もあり、パソコンが苦手な方でも、Teams画面から様々なサービスの利用が行えるため、アプリ切替に伴う煩わしさが軽減されます。
推奨ポイント
- クラウドサービスなので、申込も簡単、すぐにでも利用できます
- サポート体制も万全。電話・メールでの問い合わせが行えます
- PC中級者であれば、自分で設定・運用も可能です
1.情報共有・ドキュメント共有
- クラウドストレージにより、いつでも・どこでもアクセスが可能
- PCローカルのエクスプローラでも、ファイルが利用できる
- 利用中のファイルは自動更新されるので書き忘れも防止
- 更新前のファイルも保存されているため、いつ・だれが更新したか、さらに更新前ファイルへの復帰も可能
2.コミュニケーション
- Teamsチャットで、時間にとらわれず会話が行える
- メールと違い、定型挨拶に気を取られずに、気軽に!簡潔に!用件を伝える
- 内線感覚で、ビデオ通話を利用することで、意思の疎通が図れる
- チーム内や社外のお客様とのテレビ会議が簡単に始められる
3.情報セキュリティ
- セキュリティを担保できる
- 担当者ごとのアクセス権限設定により、機密性を高めた運用が可能
- アカウント追加・利用停止などの運用は、管理者によるコントロールできる
その他テレワーク運用上の課題
1.就業規則(始業・終業、給与や手当等)
- 規程の修正等を行う(在宅勤務を命じることに関する規定)
- 通勤手当他支給しないこととなる手当やBYOD等の通信費負担手当
- テレワークの定義(終日在宅勤務)
2.テレワーク実施者の労働時間制度
- 各実施者の労働時間制度を把握する(労働時間に関する規定)
- 始業・就業時刻の管理
- 業務時間中の在籍確認
3.人事評価制度の確認とテレワーク時の勤怠管理・業務管理の方法
- 人事評価制度の確認を行い、各自の労働時間制度やマネジメント方法に対応した勤怠管理・業務管理を行う
- テレワーク実施時の通信費等の負担に関する規定
- 業務中のコミュニケーション方法
- システムやツールの技術的トラブル対応方法
4.テレワーク実施に関する申請・承認方法
- 申請書のテンプレートを作成しメールでの送付・承認を行ったり、スケジュール管理ツールの活用等により申請・承認を行う
5.テレワーク実施に関するセキュリティルール
- 情報・ファイルの取り扱い、資料、紙・データの持ち出しの可否と方法等を決定する
6.現在のICT環境の確認
- リモートデスクトップ・仮想デスクトップ・クラウドアプリ
- 会社PC持ち帰り
テレワーク導入をご検討中の方へ
「第Ⅱ期 中小企業デジタル化応援隊事業」とは
全国の中小企業等・小規模事業者のさまざまな経営課題を解決する一助として、 デジタル化・IT活用の専門的なサポートを支援する取り組みです。
利用期限:2021年11月30日(火)まで
1時間当たり3,500円の補助金が受けられます
詳細は、【公式】第Ⅱ期 中小企業デジタル化応援隊事業のサイトにてご確認下さい
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